英作という学習について
中学生対象の問題集を見ると、英作文はたいてい、その章の最後に来ている。その章に至るまでの知識が本物でなければできないから、難しいという理由からそうなるのかもしれない。したがってその前の、空所補充問題だ...
中学生対象の問題集を見ると、英作文はたいてい、その章の最後に来ている。その章に至るまでの知識が本物でなければできないから、難しいという理由からそうなるのかもしれない。したがってその前の、空所補充問題だ...
さて、音読についてです。個々の語句を正しく読むことはもちろんですが、一文をスラスラ読む、イントネーションが不自然にならないように読むことが大事です。そしてどの言葉も、ある物語の1行として登場するわけで...
斜め読みを許さない文体である。音読をすればすぐにわかる。読者の呼吸のリズムを拒否し、作家のゆるやかな時間に引き入れる強さがある。性急さへの戒めのように。フィルムを巻き戻し、咲いた花を元のつぼみ、双葉の...
「宮沢賢治の世界」吉本隆明著 筑摩選書(2012年8月刊) もう二十年以上も前、会社からそれほど遠くない会場で吉本さんの講演があるというので、出席したことがあった。そのときの内容が今回講演集としてま...
『暮らしの質を測る』スティグリッツ委員会の報告書立教大学特任教授 福島清彦訳一般社団法人金融財政事情研究会 刊 任期中の2008年、元仏大統領サルコジ氏は経済学者スティグリッツ氏を含む3人の専門家によ...
その2 「雪国」(川端康成・作)の1行目の不思議(二) 英語(話者)とちがって、日本語(話者)では主語の省略により、主客未分、人間と自然との合一の感覚を表現できる、という解釈とは別に次のことが言えるの...