中学生で身につけたい学習法

英文の語順にそって意味をつかむ

中学校で英語を習い始めると、次から次と新しい文法についての知識が与えられます。
be動詞と一般動詞。現在形に過去形に未来形。
肯定文、疑問文、否定文・・・・すっきりとわかる前に次の事柄の説明がやってきます。
他方では、会話のやり取り練習をするけれど、それで外国の人たちと自由に会話ができるとは思えない。
問題集で復習はしてみるけれど、一つ一つの内容がつながりあって、知識が重なるようには感じられない。

このようなことは、ありませんか?

いろいろ知識を理解するより前に、まずは英文がすらすらと読めていますか?
正しい発音で単語、熟語が読めるのに加えて自然なイントネーションで文を音読できる、ということが学習の出発点です。
読めなかったり、間違った発音をしたりしながら問題集に取り組んでもあまり意味がありません。
読み方が自分流なのに、英語の問題を解くというのがそもそもの間違いです。

英語の音になっていないのに、英語について学ぶ、というのは何か変ですよね?

私たちの語順訳でないとしても、とにかく英文の意味がわかったら、意味を踏まえて音読する練習をしましょう。
英文との距離がぐんと身近に感じられると思います。
距離が近くなれば、問題集を解く意味も生まれ、知識がつながり始めるでしょう。すらすら読めるのが当たり前になれば、語順にそって意味をとりながらの音読に進みましょう。
リスニング力も間違いなくつきます。