叫んで覚える英文法シリーズ①
渋谷本部校講師のYです。生徒さんを教える中で、知っているはずの文法項目が使えていないということが往々にしてあります。そこで、私のクラスでは、まず十回叫んでから、説明するという手法を取っています。長文の中に出て来た場合や、英作文で使いまわすときなど、呪文のように頭の中で自分の声が再生されて、見落とすことがなくなったと評判です。やり方としては、ポイントを文字通り「大声」で叫ぶこと。絶叫までは必要ありませんが、半径3メートル以内に人がいた場合驚愕するレベルの声で叫ぶと効果的です。周りに人がいない所でやってくださいね。
第一回の今日はbe動詞です。英語の中では唯一名前を持つ重要な動詞ですが、動作ではなく状態を表わす動詞なので、私達にとってはよくわからない動詞です。be動詞をしっかり覚えると、英作文も楽になりますよ。
まず
「です」「いる」「ある」「なる」
と、十回叫んでください。
では例文を見てみましょう。
I am a student. 私は生徒です
I am in the shopping mall now. 私は今ショッピングセンターにいる
My watch is on the desk. 私の時計は机の上にある
My sister will be ten years old next week. 私の妹は来週10歳になる
ここまで覚えたらさらにもう一歩!
be動詞は不完全動詞と呼ばれる動詞です。後ろに名詞や形容詞など「補語」と呼ばれる語がないと文が成立しません。上記の「ある」という存在を表わすbe動詞以外は、be動詞が出てきたら必ず補語を確認してください。
She is kind to anyone. 彼女は誰にでも親切です。(kindは補語)
S V C
S=Cの関係が成り立ちます。五文型を理解するためにもbe動詞は不可欠ですね。
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