生徒の話

渋谷本部校講師のYです。先日卒業した生徒から嬉しい便りが届いたので、紹介します。中2で入会、難関私立中高一貫校に通いながら学業、部活、趣味の三本柱をどの一つも手を抜くことなくやり遂げた努力の人です。部活がない唯一の曜日にコアに通っていたのですが、文化祭実行委員の会議や、企業でのインターンシップなど、常にスケジュールはいっぱいで、疲労のあまり授業中にウトウトしてしまうこともありました。心を鬼にしてやるべきタスクをやらせるべきか、見なかった事にしてしばしの休息を取らせてあげるべきか、切ない思いで見守ってきた生徒でもあります。

その彼から、高校の卒業式の写真とともに、英検準一級合格の知らせが届きました。それも、英検バンド+3という快挙でした。連ねられた感謝の言葉の中で、特に私の胸を打ったのは、「英語を日々楽しんで学ぶ大切さを教えて頂けたのは本当に実りある時間でした」という言葉です。

「英語を楽しんで学ぶ」。私が生徒さんに一番伝えたいことはこれです。英語ができれば成績が上がる、英語ができれば良い仕事に就ける、とても大切なことです。でも、私が生徒たちにかかわれる時間は、それほど長い時間ではありません。生徒たちは私の手を離れた後も、この先ずっと、その時その時必要な英語の学習を続けて行かなければならない時代に生きています。だからこそ、義務にはしたくない。外国の言葉がわかることはとても素敵なことだと、私は教えたいです。今回、卒業生からの連絡で、初心を思い出しました。学びを楽しむ。簡単なことではありません。そのために、必要なサポートをし、進むべき道筋を示す存在でありたいと思います。

 

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