28年度教科書改訂

今回の教科書改訂は、学習指導要領の変更はなく、小改訂となります。どの教科も平均7%のページ数の増加があります。

英語では、どの教科書も4技能(読む、聞く、書く、話す)をより意識した構成に変更されています。本文の変更はほとんどありませんが、各ダイアログに対して、4技能を使った課題が追加されています。また、4技能それぞれができるようになったかを、先生または生徒自身がCAN DOリストによって細かくチェックできるようになっています。筆記試験の点数に加え、英文をすらすらと読むことや、正しい表現で話すことなども評価の対象になってくるでしょう。

また、日常会話や、ディスカッションのコーナー、英語で他教科を学ぶコーナーなどが増えた教科書もあります。

このようなアクティブラーニング形式の授業が増えていく一方で、授業時間は以前と変わりません。必然的に今まで学校で行っていた訳や文法の時間が減っていくことになります。能動的な英語の学習が行われることは決して悪いことではないですが、今以上の学力格差を生むことも否定できません。

コアでしっかりと、音読と語順訳、そして文法を学習し、基礎力をつけていきましょう。確かな基礎があれば、これからの学校での授業をより効果的な英語学習にすることができるはずです。

各教室でモデルレッスンを行っています。お気軽にお問い合わせください。

コメントは受け付けていません。