「英語そのもの」につながる音声学習

コアではどの段階でも、音を第一に考えて学習します。

フォニックスを通じて、いわゆる英語の音素や発音に関してのルールについて、学びをスタートします。単語も英日とセットで音読しながら覚えます。語順訳では単語自体の発音だけでなく、スラッシュ単位での読み、つまりフレーズあるいはセンス単位を意識した発語、そしてシャドーイングでは、教材本来の音声を追いかけ、真似をします。また速読の学習法を実践するときもシャドーイングは欠かせません。

このように学習の始めから終わりまで、いつも英語本来の音を聞き分け、口にしていきます。英語学習の半分は音声に関しての学習に尽きるというのは、コアにおける核心部分です。英語についての知識だけでは、表面的な暗記以上にはなりません。音声の「溜まり」、それも「英語のようなもの」という段階で終わるのではなく、より正しい音へと向かう姿勢こそ、英語を身体化した記憶に変えてくれると考えています。

「英語のようなもの」から「英語そのもの」へ。少なくとも「英語」そのものを真似することを、学習の目標にするのは当たり前なのだ、だからその目標にいつも向き合う、という姿勢だけは育てていきたいものです。その時、いわゆる文法的な知識もまた、本物になると思います。間違った音読のまま始まる文法学習は、ほとんど意味をもちません。例文をイメージ豊かに、すらすら言えた時初めて、その言葉がどのように成り立っているかを受け入れることができます。文法知識を無駄にしない、つまりテストのための暗記に終わらせないためにも、音声学習は大切だといえるでしょう。

 

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