中学生と英語
中学生になると、英語を知識として学び始めます。中学校で使用する検定教科書には、
・習う範囲の文法事項で文章が成り立っている
・一文が短く、全体の量が少ない
・文の意味がわかれば、あとは説明を中心に進む
・そのレッスンに出てきた新出事項だけを主に教わる
という特徴があります。
一般の教科書学習は、いわば欠けたレンガを、しかも粘土が乾かないうちに次々と積み重ねてゆくようなもの。途中で必ずぐらぐらしてしまい、最後までなかなか到達できません。
コア式は、いろいろな表現や時制、長文や複文が混在する自然な英文でできたオリジナル教材を用いて、一つひとつのレンガを、音読とシャドーイングと語順訳という粘土で、しっかりとつないでいきます。
コア英語教室では、コア式の音読と語順訳を学校教科書に対しても行います。徹底した音読とコアで学んだ語順訳を教科書に適用すれば、自分で訳せるようになります。音読とシャドーイングを通じて、できれば暗誦まで実行し、訳した日本語のノートを見て英作し、教科書をまるまる英文で表せれば、あとは準拠ワークによる復習や単語の暗記。ここまですればほぼ完璧に消化したといえるでしょう。学習法がわかれば、自習することができます。これがコア独自の教科書対策です。
コア式の教科書への応用は、部分の積み重ねと全体を見渡す力の両方を育てます。中学英語と高校英語とには相当なギャップがあります。中学でこそ本当の英語力をつけましょう。