単語の覚え方2

渋谷本部校・相模大野校英語講師のブログよりご紹介します。

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前回の記事で、単語を覚えるには忘れていそうな頃に覚えているかチェックすることが大事だと書きました。

今回は具体的な話をしていきたいと思います。

音声がある単語帳で覚えることを前提に説明しますが、最低限、音声と単語・意味のリストがあれば何でもOKです。

 

単語学習のスタートは、音です。

発音がわからないものを覚えるのは大変だし、自己流の発音で覚えてしまうとリスニング・スピーキングで足を引っ張ります。

少なくとも中学で出てくるような語句はほぼほぼ、聞き取れないとリスニングで困ります。

今の時代、大学進学するなら英検はできる限りとっておこうという風潮ですから、リスニングがいらない可能性は相当低いです。

進学・受験関係なく実用的な英語力をつけたいなら、なおさら発音は重要です。

最初からきっちり覚えましょう。

まずは音声をきちんと聞いて発音を確認しましょう。

お手本の音声通りまねることが基本です。

お手本に続いて声に出しましょう。

余裕があれば、日本語の意味もついでに声に出しておきましょう。

 

なお、発音に関しては自信のない人もいるかもしれません。

ちゃんと学習したい人は誰かに見てもらって学習できるとよいです。

私自身は発音・フォニックスはまず最初にしっかり学習すべきだと思っていますが、現状学校では十分教えられていないところがほとんどでしょう。

というわけで、とりあえず単語をどんどん学ばなければならない人は気にせず自分なりに音声をまねましょう。

 

そして意味です。

どうせ忘れますからよくばらずに1番最初の意味だけ覚えましょう。

語義の説明やフレーズ、例文などは一読して単語をイメージするのに役立てる程度のつもりでOKです。

とにかく、単語を見てパッと発音・意味が思い浮かぶことが目標です。

そうでないと長文でもリスニングでも役に立ちませんよね。

 

覚える時は、ページごとなど細かく区切って覚えると楽です。

とりあえずこのページは覚えきろう、といった感じで。

例えば、そのページの音声を聞きながら自分もまねつつ、2周目以降はテキストを見ながら先に音が思い浮かぶか

試しながら声出ししましょう。

3周くらいして、一回音声なしでざっと音読しましょう。

発音を覚えていない・自信ないところはもう一度音声を聞いてチェックしましょう。

これを繰り返してまず発音を覚えます。

発音を覚えたら、英単語以外を隠して、発音と意味をパッと言えるかチェックしましょう。

発音も意味も、3秒くらい考えて出てこないようならすぐ答えを見てしまってOKです。

その代わり、そのページはどの単語もパッと発音・意味が出てくるまでチェックを繰り返しましょう。

 

単語学習は学習段階によって負荷が異なります。

1ページの単語数にもよりますが、ほとんど英語に慣れていない状態だと1ページでも多いかもしれません。

発音記号がスラスラ読めれば音声を聞く必要はありませんし単語も知っているものが多いと覚える負荷はその分少なくなります。

その場合1ページはすぐ終わらせられるでしょう。

どちらにしろ、最初の目標は発音と意味がパッとでてくるまで、細かく区切ってまず覚えきるです。

前回もお伝えした通り、一回覚えてもすぐ忘れます。

ですので、この後の繰り返し学習及び書きについて、次回書きたいと思います。

 

 

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