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コアとの出会い、人とのつながり

2009 年 7 月 3 日 金曜日

コアとの出会いは、テューターからのご紹介でした。
立て続けに病院のお世話になり自宅でのんびりしていたのですが、自分のペースで働けそうだと思い、説明会に参加しました。当日、午後は私だけ。大学受験や英語学習について、エネルギッシュな芝田さんと山口先生にそれぞれ1対1で伺う羽目になり、これは困ったことになったと思ったことを覚えています。もしコアを始めるなら、今時の中学生がどんな風なのかという漠然とした不安もありました。

それまでコアの存在は知らなかったのですが、本部に伺ってみると、キビキビした先生たちと教室の活気に驚かされました。30年以上コアが続いているということにも感心し、何よりコアの商品「コアの英語教育」を誰もが心の底から自信を持って売っているということに驚きました。自分が今まで働いてきた場所ではそのような経験は無かったからです。

教え始めてから当分は2時間半の濃密さに疲れきるし、反省ばかりで風呂でうなっていました。「数ヶ月でベテランの先生と同じことできるわけ無いじゃん。」という家族の言葉に納得し、小さな目標を作ってはクリアしていく日々でした。
悩みが深い時は、他の先生と受ける講習(と、その後のランチ)が一番の特効薬でした。並木先生から何度か言われた「好かれなくてもいいのよ、信頼されれば」という言葉は教える回数を重ねるごとにうなずかされています。

先日、嬉しい出来事がありました。研究会にてあるテューターに、どこかで見覚えが。このテューターさん誰だっけ。気がつくと先方も私をちらちらとご覧になっています。頭の中でパチパチと火花が(ほんとに見えた!)。なんと中学の英語の恩師ではありませんか。
ほぼ20年ぶりの再会でした。メールアドレスを書いたメモを渡すと、私の筆跡を『懐かしい』とおっしゃってくださったのも驚きでした。

自分が習った先生と同じステージにいるというのはなんとも不思議な気分です。教わっていた頃の先生の年齢を私がとうに超えており、これまでは先生と生徒でしたが、これからは、同じ立場で先生といろんなお話が出来そうです。当時同級生と影で呼んでいた「○○ちゃん」というあだ名でうっかり呼んでしまいそうですが。

(開設2年 本部講師)
hana

卒業生からのお手紙

2009 年 4 月 23 日 木曜日

平塚唐ヶ原教室の卒業生が英語教師を目指す活動の一環として、平塚の袖が浜教室を見学に来てくれました。

その後、感想文を書いていただいたので、ご紹介させていただきます。

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 今回、小学生の英語活動を学ぶために袖が浜教室へお邪魔させていただきました、CORE卒業生で現在、青山学院大学文学部英米文学科で英語教員になる勉強をしているSと申します。

 今回は火曜日の小学生の高学年クラスと中学生のクラスを見学させていただきましたが、小学校では英語にほとんど触れていないはずの子どもたちが元気にテキストの台詞を音読し(しかもほとんど台本を見ないで!)、わからないところは友達と教えあって劇を進行させていく様を見て、「こんな楽しい活動があるなら自分ももっと早くやっていたら良かった!」と思わずにはいられませんでした。さらに実際の劇の練習ではどの子もはっきりとした発音をしていて、しかも中学生並みの難しい内容を理解しているというのだから驚きでした。中学校に上がる前にあれほど「動き、音、しゃべり」を取り入れた英語に触れられるというのは、中学校英語で大きな挫折を経験した私から見れば非常にうらやましい限りです。大きな声でみんな楽しそうに英語を話していて、私も元気をもらえました。

 続いての中学生クラスでいくつか質問を受けたのですが、「単語が覚えられない!」など、私が中学生時代に悩んでいたことと同じだったので、なんだか不思議な気分になりました。もし、私の話しから何かを得てくれたら嬉しく思います。

 私がCOREに通っていたのは中学2年生の終わりから高校3年生の終わりまでの4年間。きっかけは私の英語の不出来を見かねて、母がコアへの入塾を決めたことでした。

最初のうちは学校の授業と違うコアのやり方に戸惑い、ついていくだけで必死でしたが、それでも努力していくうちに成績が徐々に伸び始め、自信もつくようになり、中学3年生の時に学年で1番、高校3年生の時には全国のコアの中で3番の成績をいただきました。もうこのころには「将来は英語を使った職業に就きたい。」と思いがあったのを覚えています。そして大学受験をし、今に至ります。

  私がコアで学んだ英語はもちろん今でも生きていますし、将来英語教員になってからも、自分の中の1つの大きな軸として生き続けていくでしょう。英語は楽しめたら勝ちじゃないかなと私は思っています。もちろん、その「楽しむための要素」はコアの中にたくさんあります。英語嫌いだった私が教員を目指せるまでになったのもその楽しみのおかげです。私はそれを見つけるまでに少し時間がかかりましたが、幸いなことに、袖が浜教室の皆さんはそれをもう見つけているみたいですね。

 小学生の皆さん、劇本番頑張って! 中学生の皆さん、高校受験等がせまってきていると思いますが、どうか「楽しんで」英語を頑張ってください!

 今回は本当にありがとうございました。

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Sくんありがとうございました。